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ロリータBLOG

2025/10/01 17:29

こんにちは、スタッフの莉子です。秋本番になって「甘さは欲しいけど派手にはしたくない」「朝夕の寒暖差に何を重ねればいい?」「イベントっぽくならず普段にも着回せる一着が欲しい」——そんな秋のロリータ服選びの悩みは、上品で控えめにまとまるクラシカルロリィタ(クラロリ)で解決できます。


1.クラロリってどんなスタイル?
クラロリは、甘さを控えめにした上品さと、アンティーク感のある世界観が魅力です。ネイビー、ボルドー、ブラウン、モスグリーン、チャコールなど深みのある色が主役。装飾は繊細で小ぶり、シルエットはウエストをほどよく絞ったクラシカル。かわいさはそのままに、落ち着きと気品で“大人の可憐さ”をつくります。

【ハイウエスト レースアップジャンパースカート】


2.秋に選ぶべき色と素材
色は深いトーンに、差し色はアイボリーやミルクティー色を。素材はツイル、ツイード、ウール混、厚手コットンなど、温もりを感じる生地へ。ふんわり広がるスカートに、質感で季節感を乗せるのがコツです。

黒を基調とした生地に、清潔感のある白いセーラーカラーが映えるクラシカルなワンピース】


3.普段着として始める第一歩
最初の一枚は、衿や胸元の装飾が控えめな無地ワンピースがおすすめ。タイツやソックスは黒・濃紺・ダークブラウンの無地やリブで落ち着きを。足元はプレーンなパンプスやレースアップブーツで甘さを引き締めます。ジャンパースカート(JSK)は、生成やオフ白のブラウスを重ねるだけで“クラロリ感”が完成。ボウタイやスタンドカラーなら、きちんと見えと小顔効果を両立。

【エレガントなロリィタスタイルが完成する、ケープ、ブラウス、スカートの3点セット】


4.羽織り・重ね着のテクニック
短め丈のカーディガンやボレロ、ショートジャケット、ケープ風ストールが相性抜群。縦の切替や比翼ボタンなど、ディテールに“クラシカル”がある羽織りはシルエットを崩さず防寒も叶えます。重ねる日は、上半身はコンパクトに、スカートはふわりと。ボリュームの出し方を意識すると、全体がすっきり上品にまとまります。

【フォレストグリーンのジャンパースカートに、クロークとネクタイのセットアップ】

5.小物で“さりげなく”格上げ
ベレー帽で色を一段深く。パールのイヤリングや細身のブローチで光をひとしずく。レザー調の小さめバッグ、細ベルト、ロケットペンダントなど、日常に馴染むクラシカル小物を一点だけ。やりすぎない加減が、上質な余韻を残します。

【森ガール風フレンチガーリーなベレー帽】 


6.柄物に挑戦するなら
小花、繊細チェック、ダマスク調など“無地に近い柄”から。色数は2~3色に絞ると普段使いしやすく、端正さが際立ちます。例:ネイビー×アイボリーに、靴と帽子だけボルドーで締める。

7.シーン別・秋のクラロリコーデ
A. カフェ時間
ネイビーの無地ワンピース+薄手ベージュカーデ+リブタイツ+ローヒールブーツ。上品で軽やかな秋の王道。
B. 街歩き・お買い物
ブラウン系チェックJSK+オフ白ブラウス+ショートコート+ベレー帽。身軽な小さめショルダーで統一感。
C. ちょっと特別な午後
無地JSK+ボウタイブラウス+ケープ。アクセは耳元に一粒。余白の美しさで気品を演出。
D. 仕事・学校のあとに
控えめ装飾のワンピースに、Vネックカーデを重ねてオンオフ両立。足元はプレーンパンプスで上品に。

学園風のクラロリお嬢様風5点フルセット


8.通販で失敗しないチェックリスト
・サイズ表(バスト・ウエスト・肩幅・着丈)を確認。重ね着前提なら少しゆとりを。
・素材感と厚み、裏地の有無、透け感。秋冬は裏地付きが安心。
・着脱の仕様(後ろ開き/サイドファスナー/前ボタン)、ポケットの有無。
・色味は写真で複数角度をチェック。自然光に近い画像が目安。
・レビューの「実際の色」「伸縮性」「重さ」の声を参考に。
・発送時期や交換ポリシーを確認。季節物は在庫の動きが早め。
・コーデ例が掲載されていれば着回し想像がしやすい。

9.迷ったときの三原則
ベースは無地で端正に
差し色は一点だけ
装飾は繊細に、量よりバランス

10.着回しを上手にする小ワザ
“主役を一つだけ決める”が合図。今日はワンピが主役なら小物は控えめに。逆にアウターを主役にする日は、インナーをアイボリー×黒で潔くまとめて。髪はまとめ髪やハーフアップで衿元をきれいに見せると、清潔感とクラシカル感が同時に高まります。

11.写真がきれいに見える背景選び
木漏れ日、街路樹、ブックカフェの棚、石畳。背景の色数が少ない場所は、スカートの陰影が美しく写ります。袖口のレースや歩くたび揺れるフレア、つま先の艶。小さな“ときめき”が残る1枚が撮れたら、その日のコーデは成功です。

12.まとめ
クラロリは、かわいいを諦めないまま日常に寄り添うスタイル。深まる季節に、落ち着いた色と温もりのある素材を重ねて、あなたらしい上品さを。特別な日を待たずに、今日の予定にそのまま似合う一着から始めてみませんか。私も店頭で、そして通販の向こう側で、皆さまの“ちょうどいいクラロリ”探しをお手伝いします。
— スタッフ莉子